BLOG・お知らせ

最強ベース音源?”MODO BASS”を購入

これまでベース音源というと、
Spectrasonics社のTrilianなどが定番でしたが、
正直どのソフトも満足のいくクオリティではなく、
ドラム音源が、かなり行き着く所まで行っているのに対し、
ベースはまだまだ‥という印象でした。

そこで去年、IK Multimedaから”MODO BASS”というソフトが発表され、
相当良いという噂は聞いていたのですが、
「パソコンの負荷がかなり重い」という話を聞いていて躊躇していました。

ただ、Trilianを使ってもう相当年数が経ちましたし、
パソコンも3台で振り分けて(やろうと思えば4台)制作しているので、
思いきって購入してみました。

最初の画面にもありますが、
定番ベースが10種類以上モデリングされており、
しかも相当、音のクオリティが高いです。

また、上の写真にもありますが、
ピックアップを別のメーカーのものに切り替えたり、
弦も新品から、使い込んだ状態のものまで選べるなど、相当マニアックです。

ただ、私が感心したのはそういった点ではなく、
これまでのベース音源にあった、
・高音域のサウンドが何か嘘くさい
・操作性が悪い・制限がある(Trilianがそれ)
・ピックでの同フレットの連続弾きが嘘くさい

この3点の問題がほぼ完璧に近いレベルで再現されていました。

早速デモを作ってみました。

購入して1時間ほどで作った音源ですが、
全くプラグイン等は使っていません。
(EO処理をしてない為、スマホで聞く方はイヤホン等で聞いた方が良いです)

冒頭の派手なスライドの部分ですが、
これをTrilianでやるのは無理なんですよね。
どれくらいフレットを擦るか設定ができません。

また、後半の8ビートの所ですが、
ここがピックでの同フレットを繰り返す、
ロック系によくあるフレーズですが、
これまでのベース音源で作ると、
音がそれぞれ分離してしまうのに対し、
MODO BASSで作ると、前の音を少し引きづりながら、
次の音がなるので、ぶつ切りになりません。

ようやく、こういったフレーズを作る際の
嘘くささから解放されました。

操作方法を覚えるのは少し時間が掛かりそうですが、
1時間で大体理解できたので、早速仕事で活躍してくれそうです。

関連記事

PAGE TOP